アニメ「偽物語」にハマりすぎて「化物語」シリーズの原作を全巻読んでみた！感想まとめ:春が大好きっ

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2012年02月17日

アニメ「偽物語」にハマりすぎて「化物語」シリーズの原作を全巻読んでみた！感想まとめ

12/02/16 23:50

皆さんこんばんはー。

最近は寝る前に化物語シリーズの小説を読むのがクセになってしまいました。ハマリすぎだろ自分…。
おかげでベッドで寝落ちするまでのゲームプレイ時間が減って困る！

【本日の記事まとめ】
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というわけで、今日はちょっと趣を変えて「化物語」シリーズの原作小説について感想を書いてみます。

全巻、それぞれ3通りずつぐらい読んだので、そろそろお気に入りの巻とかも分かってきたところですしね。
もちろんアニメ放映中なのでネタバレとかは書けませんし、巻数が多いので一言ずつですけどもｗ

まずは全ての始まりである「化物語」から。
これを買ったのはアニメ「化物語」にハマってた頃でして、確かアニメの3話を見終わった後にまとめて買いに行った記憶があります。

「化物語」のアニメに合わせて毎週少しずつ読んだのも今ではいい思い出…。当然ですが、一番思い入れが深い2冊でもあります。

アニメでは尺の関係で会話劇がかなりカットされているので、アニメ見た後に読むと違いが分かって面白いですよ。
まぁアニメを見た後だと若干くどく感じてしまうかもしれませんが。

◆アニメ化物語感想まとめ　（旧サイト）

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私は「偽物語」の後に読んだのですが…本来こちらが先である「傷物語」です。

「傷物語」の劇場版は「偽物語」アニメ化の前に発表されていましたしね。
「傷物語」の制作が遅れているのか、本来ならこちらが先に放映されるべき内容ですが「偽物語」の後となってしまいました。

内容的には「化物語」の前日譚、春休み（3月ごろ）の物語。
表紙を見れば分かりますけど、忍（この当時はキスショット）と阿良々木くんの物語です。

時間軸的にガハラさんや神原・八九寺などのメインメンバーは出てきませんが、その分忍野や羽川の出番MAX。
この巻だけの登場キャラも多く、全巻読んだ後だとよく分かるのですが、この「傷物語」だけ他巻とは”異質”な内容になっています。

西尾さんが当時そういうのを意識して書いたかは分かりませんが、凄く劇場版向けの内容なんですよね。
1巻だけ独立しているというか…バトルが多かったり、単巻で綺麗に完結していたり…まぁ過去のエピソードだからというのもあるかも。

私は「化物語」→「偽物語」→「傷物語」の順に読みましたが、内容的にも素晴らしく、その後の全巻読破のキッカケになりました。
今は劇場版がどうなるかが一番の楽しみですね。ていうか、続報マダー（･∀･）っ/凵⌒☆ﾁﾝﾁﾝ

◆「偽物語」来年1月よりアニメ化決定！「傷物語」PV公開！「化物語」BD-BOX発売決定！まとめて来すぎｗ:春が大好きっ

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ただ今アニメ放映中…「偽物語」です。
内容的には「化物語」の後日譚に当たり、阿良々木くんの妹である火憐＆月火がメインとなります。

私的には「化物語」の時と同じくアニメに合わせて読んでいこう→勢い余って全部読んでしまった！／(＾o＾)＼のが誤りの始まりｗ
上巻も下巻も、続きが気になるという意味で堪えられないほどの面白さでした。

内容については今アニメ放映中なので何も書けないのですが…物語的には何となく外伝っぽい感じになってますね。
「化物語」に比べるとより会話劇に重点が置かれている印象ですが、私にはむしろ願ったり適ったり。

個人的には「月火フェニックス」は全巻の中でもかなりのお気に入りです。
早くアニメで月火ちゃんのぷよぷよと、忍の18歳ポニーテールVerを見てみ隊！

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「猫物語」黒＆白。
表紙を見れば分かるように、どちらも羽川がメインとなるお話です。

「猫物語黒・白」と1セットになっていますが、物語的には続きものというわけではなく「黒」の方はGW（つまり化物語の前）、「白」の方は偽物語の後のお話になります。

どちらもバサ姉のエピソードなんですが、個人的には「白」の方が好きですかね（もちろん黒も嫌いではありませんが）

「白」は羽川自身が語り部をしていることもあり、読みやすく分かりやすい（ｗ
あとガハラさんと羽川の微妙な関係とか、こちらからは見えない裏側の阿良々木くんとか、読んでいて続きが気になるという点ではNO1でした。

ただまぁ内容的にはこの巻だけでは分からないことも多く、続巻をすぐに読みたくなるのも困りものですが。
偽物語と傷物語の次にアニメ化されるとすれば、この「猫物語」でしょうが、今からその日が来るのが楽しみなのですよｗ

ガハラさんと羽川の友情的お風呂シーンに今から期待なのです（ﾏﾃ

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傾物語、サブタイトルは「まよいキョンシー」

タイトルや表紙からすると八九寺がメインのように見えますけど…どう考えても忍野忍がメインですｗ
内容的には意表をつかれたというか、ダイナミックで破天荒な展開＆○○○との会話が非常に面白い巻でした。

冒険活劇という感じで物語シリーズの中でも異質な内容ではありますが、○○○との信頼感・絆を得たという面で私的には印象深いです。
偽物語以降は○○○が完全にメインヒロイン（というかパートナーなんだけど）の位置を確保したというイメージですね。色々と複雑だｗ

「傾物語」は物語的にTVAより劇場版やOVAに向いているよう気がします。「傷」の後はこの「傾」が劇場版になったりしてｗ

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花物語、サブタイトルは「駿河デビル」

表紙絵の通り神原メインのお話ですが、これまた意表をついて未来のお話です。
ていうか、3人の3年生が卒業して、神原1人が高校に取り残された未来とか前衛的すぎるだろ…。

主要キャラがほとんど出てこないという珍しい巻なんですが、意表をついて貝木が出てくるところにはビックリしました。
この巻は「恋物語」の後に読むとみんな幸せにその後も暮してるんだなーってのが分かるのが一番面白いｗ　貝木もね。

神原メインだけど全編シリアスなストーリーが続くので、読む人によって評価が変わりそうな巻ではあります。

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囮物語、サブタイトルは「撫子メデューサ」

発売当時ネット上で物議を醸した巻なので覚悟して読みましたが、予想以上に凄いです。
でも私はあまり好きな巻ではない…というと分かりやすいでしょうか。

内容についてはあまり詳しく書けないのですが、囮物語はこの巻だけでは完結せず、結末は「恋物語」へと続きます。
もし発売当時にこの巻を読んで、ここで何ヶ月もの間「恋物語」を待たされていた…と想像すると身震いしますね（汗

いや、殆どの人がそうだったんでしょうけど、私は「恋物語」が出てからまとめて読んで良かったな、と（ぉぃ

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鬼物語、サブタイトルは「しのぶタイム」

表紙絵の通り忍がメインの物語ですが、まぁ半分ぐらいは八九寺の物語でもありますね。
ていうか、この巻の最大の見せ場は最後の最後にあると言えましょう…。

内容的には忍の400年前がメインですが、少し無理矢理感があるかなと私は感じました（ストーリーの辻褄的に）
まぁ斧乃木ちゃんが意外とお茶目ということが分かって面白かったけどｗ

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恋物語、サブタイトルは「ひたぎエンド」
化物語2ndシーズンの完結編と銘打たれた現時点での最新刊です。

アニメ「偽物語」などで意味深なCMが流れていたので、ずっと気になっていたんですよ。
ガハラさん好きの私としては最終巻にしてついにガハラさんによる大逆転劇が語られるのか、と…。

まぁその希望は1ページ目で既に打ち破られるのですがｗ

内容的には貝木とガハラさんの物語ですよね、あと撫子か。
まさか最終巻に変化球を持ってくるとは思わなかったけど、その変化球のキレが良すぎて舌を巻いたという希有な例（笑

個人的には「化物語」を除けばシリーズ全巻の中で一番好きなお話です。

いつの日かガハラさんの鼻眼鏡と貝木のアロハ対決をアニメで見てみたいのですが、最終巻だけに順番待ちが酷い…遠い…長い！
何年後になるんだ、っちゅーねん！ヽ(゜▽、゜)ノ

最後のシーンで貝木が死んだのかと一瞬思いましたが、そういえば花物語で元気に神原に焼き肉奢ってたな、と思い出して一安心。